やっとオーストリアからアンティークリネンが到着しました。
1880年頃のものと記載のあったグレインサックです。
人の手で紡がれ、人の手で織られたリネンの耐久性に感心させられます。
ご存知の方も多いと思いますが今から100年以上前にヨーロッパの各農家でフラックスを手で紡ぎ、手織りで織られた完全ハンドメイドのホームスパンリネンを穀物袋用に仕立てたのがアンティークのグレインサックです。
仕立てるときも手縫いで、口紐まで手で縒ったものです。
織られた1本1本の糸がハンドメイド独特の均一化されていないよい味を出していて癒されます。
生地に鋏を入れるときは緊張しそうですが、この素朴で温かみのある雰囲気を壊さないようにこれからバッグに仕立てる予定です。